糖尿病で死ぬ人はなかなかいませんが、
合併症が起こりやすく、その合併症は重度な病気で、
脳卒中、心筋梗塞、心臓病、すい臓がんなどの日本人の死因のトップの病気を併発してしまいます。
そうなると、糖尿病がいかに重大な病気かがお分かりいただけると思います。
糖尿病はほとんどが遺伝?
世の中には同じような不摂生な食生活をしているにもかかわらず、糖尿病になる人とならない人がいるのはこの遺伝要因がその差を決めていると言われています。
血縁者に糖尿病の人がいる場合はかなりの注意が必要です。
糖尿病患者は年々増加していてそのペースは加速しているようです。
糖尿病は自覚症状が起きにくい
糖尿病は症状が現れないというのが非常に厄介です。
しかも症状が出てきてからはもう合併症を招いていることが多く、
糖尿病になるような生活習慣をしている人は生活を改めるべきです。
糖尿病の自覚症状とは
全身のだるさ、喉の渇き、尿の多さなどが挙げられます。
しかしこの症状が出てからは遅い場合があります。
生活を改め健康診断を定期的に受けてください。
糖尿病を防ぐには食事療法がてき面!
血糖値を下げる食事療法についてはこちらを参考にしてください。
→「痩せたいならカロリーではなく血糖値をコントロールするべし」
食後血糖値を急激に上げる食べ物とは
砂糖ベースの甘いデザートを除くと、
パン、麺、ご飯の炭水化物です。
次いで、肉、魚などのタンパク質です。
しかし炭水化物やタンパク質は体に必要な栄養素でもあり、これらを一切抜くことは逆に体に悪いのです。
血糖値は何を食べるかよりもどの順番で食べるか
様々な研究結果から明らかになっていることの一つとして、
食物繊維を食べてから通常の食事をすることで、
血糖値の上昇が緩やかになるという結果があります。
血糖値には薬よりも食物繊維の方が有効という検証結果も
厚生労働同省によると、心筋梗塞が抑えられる1日の食物繊維の摂取量は、
24gとされています。
現代人に1番足りていないとされる食物繊維は、
意識的に摂るようにしないと、たくさんの病気にかかってしまうので要注意です。
福島刑務所の糖尿病受刑者の症状が改善された
刑務所では決まった時間に決まった食事が行われ、しかも運動の時間も決まっていますので、
生活習慣が自然と改善されます。
その結果入所後、出所後では半分以上が投薬を断つことができたそうです。
糖尿病を防ぐ生活習慣にはいいことがいっぱい
糖尿病予防の生活習慣に切り替えると、糖尿病自体を防げる他、
肥満、老化、肌荒れ、病気なども回避することができるのです。
その大きな理由は砂糖(ショ糖)を抑えることが、
健康体を作ることにつながるからです。
ショ糖は吸収が早く、血中に入ると大変厄介です。
ショ糖摂取は老化の大きな原因の一つ
私個人としてはよほどのことがない限り食べないようにしています。
ちなみにショ糖とは炭水化物の糖とは違い、
主に白砂糖のことで、スイーツや甘いお菓子に使われるもののことです。
糖尿病が危惧されている人、されていない人に限らず、
糖尿病予防の生活習慣は非常に健康的で理想的な過ごし方なのです。